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幼児サッカーの効果と目的  文:岐阜西スポーツクラブ 下村 隆裕

サッカーはチーム競技であり、個人競技でもあると考えられます。なぜなら、個々の集合がチームとなり、その各自の個性をいかにチームとして活かすことができるかが大事になってくるからです。チームであるからには、仲間である他のメンバーとの協力や信頼関係を築かなければなりません。自然と社会的な協調性も身に付いていきます。
幼児期からボールに慣れ、走る、跳ぶ、蹴るといった動作を通じて肉体形成をしていく、また、ひとつのボールをみんなで追いかけることにより、社会的協調性の成長を促していく。肉体的にも精神的にもサッカーは、幼児の成長に重要な要素を備えたスポーツであると言えるでしょう。
以下では、もう少し詳しくサッカーについて解説してみました。

(1) サッカーについて

サッカーは、スポーツの中でも人間の本能に近いものの一つです。
例えば、足元に石ころが転がっているとします。何の気なしにポンと蹴ったことが誰にでもあるはずです。
日本では、平安時代頃から『蹴鞠 (けまり)』といって、ボールのような鞠を蹴る貴族の遊びがありました。また、サッカーに似た競技は世界各国にもたくさんあります。例えば、東南アジアにある「セパタクロー」、昨今日本でもブームになりつつある「フットサル」などです。そして、サッカーはというと、現在、FIFA (国際サッカー連盟) に加盟している国や地域は、約200。これは、国際オリンピック委員会に加盟している国の数とほぼ同じであり、サッカーが如何に地球上の広い地域でプレーされているかが分かります。
1個のボールさえあれば、それをみんなで追いかけ、奪い合い、相手の陣地に蹴る。サッカーはいたってシンプルなスポーツです。シンプルであるからこそ夢中になる。幼児の頃は、戦術やスキルを追求するのではなく、サッカーの原点である一つのボールをみんなで追いかけるというシンプルさ、楽しさを満喫してくれればいいと思います。夢中になってボールを追いかけるうちに、思いもかけないすばらしい能力を発揮してくれるでしょう。

(2)日本のサッカー

サッカーは、1863年にイギリスで生まれました。その10年後、イギリス海軍の兵士たちがプレーしたとき、日本に伝わったと言われています。その後、1964年の東京オリンピックをきっかけに、今のJリーグの前身である「日本リーグ」がスタートしました。それから約30年後の1993年に、プロリーグとして、Jリーグがスタートします。この頃から世界の一流選手が日本でプレーするようになりました。
現日本代表監督のジーコや、ドイツのリトバルスキー、イングランドのリネカー、ユーゴスラビアのストイコビッチ、ブラジルのカレカ、カメルーンのエムボマなど、ワールドカップで、世界各国のプロリーグの第一線で大活躍してきた彼らの"超"一流のプレーを見て体感し、学ぶことは、日本サッカーのレベルアップに大きくつながりました。
2002年には日韓共催のワールドカップも開催され、日本はベスト16に入りました。
現在では、日本で成長した選手がヨーロッパを中心とした世界のプロリーグで活躍するようにもなり、メディアを通じてその姿を見ることで、子どもたちの良き目標にもなっています。

(3)サッカーで鍛えられる部位

サッカーでは、走る、跳ぶ、蹴るという3つの動作があります。基本的に全身運動になるため、集中して鍛えられる部分は、下半身が主となります。

走る:幼児サッカーは、前後半合わせて約25分間、コートの隅々まで所せましと走り続けます。走り続けることによって、心肺機能が発達し、筋持久力も身に付きます。

跳ぶ:ヘディングなど、跳ぶために必要な筋肉は、下半身の腓腹筋、ヒラメ筋の下腿です。また、空中の動作では、腹直筋 (腹筋)、背柱起立筋 (背筋) が必要となります。

蹴る:ボールを蹴るためには、殿部・脚部・下腿の全ての筋肉が必要となります。しかも、筋肉の瞬発力の加減でボールの強弱が分かれるので、キック力・瞬発力が自在に調整できるようになります。

下半身の筋肉の種類

前面
1 太腿:縫工筋・恥骨筋・長内転筋・薄筋・大腿筋膜張筋
2 大腿四頭筋:外側広筋・大腿直筋・中間広筋・内側広筋
3 下腿:前脛骨筋・長指信筋   など

裏面 1 太腿:腸脛靭帯・中殿筋・大殿筋・大内転筋
2 ハムストリング:大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋
3 下腿:腓腹筋・ヒラメ筋   など

サッカーをすることにより、上記のいろいろな筋肉が付きます。それにより、足が速くなったり、高くジャンプできたり、たくさん運動しても疲れにくくなります。

(4)サッカーを通じて形成される人間性

1 感受性:一流選手のプレーや、他の選手を見て「すごいな、とうやったらあんなふうにできるんだろう」と感じる素直な目です。

2 継続性:始めたことを最後まで貫く気持ちです。継続して練習を行うことが、上達の早道と言えます。

3 積極性:ミスを恐れず、前向きにトライする勇気です。世の中、ミスをしない人はいません。ミスをした後にどうやってフォローするかが大事です。

4 独創性:サッカーでは、いくつかの状況変化にも対応できるたくさんのアイデアが必要です。そのアイデアを考える力が大切です。

5 協調性:仲間と同じ目標に向って力を合わせる。チームで戦うスポーツであるため、一人ひとりの能力だけでなく、11人で取り組むことが大切です。

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